ちきゅうのいき文庫
生物・環境問題関連の書籍レビュー
無題ドキュメント
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2007年03月06日
日本の野鳥
無題ドキュメント
●価 格/3,150円(税込)
●出版社/山と溪谷社
●サイズ/20.5x12.5(cm)
●発 行/2000年5月
日本の野鳥 (山渓ハンディ図鑑)
日本の野鳥2版
写真が豊富な野鳥図鑑
外を散歩なんかしていて、きれいなさえずりの小鳥を目にしたら、
「あ、あれなんて鳥かなー?」
なんて思ったことありませんか?
僕はセキセイインコを飼ったことがきっかけで、鳥が大好きになったのですけど、実はおととしの夏ぐらいまではそこらへんにいる野鳥の名すら知りませんでした。
例えば、白と黒のツートンカラーが美しい「ハクセキレイ」とか、ちょっとおおきめの鳥さん「ムクドリ」とか。
身近で名前は知っているのに、実際の鳥は見たことがない(見ようと意識していない)から、名前と一致しないんです。
そんな普段目にする機会の多い野鳥たちの名前が知りたくて、本屋で野鳥関連の書籍を物色して手にしたのが本書「日本の野鳥」です。
鳥のやっかいなところは、夏と冬で衣替えをするところ。同じ鳥でも夏に見るのと冬に見るのとでは見た目が全然違うことがあるんです。それだと僕のような野鳥素人には見分けるのに一苦労。「えー、この前図鑑で調べたのと羽の色が違うよー」なんてことになってしまいます。
野鳥関連の書籍はたくさんあるのですけど、けっこう夏の写真だけ載せてあったりとか、逆に冬の写真だけだったりとかいう本が多いです。
僕は書店にずらりと並ぶ野鳥関連の本を片っ端からペラペラめくってみました。そんな中で一番すばらしかったのが本書です。
本書は夏羽、冬羽はもちろん幼鳥の写真なども載っているので、日本でみられる野鳥のことはおそらくたいていわかると思います。滅多にみられないめずらしい種など、一部写真のすくない鳥もありますが、それでも他に比べたら圧倒的な情報量。本当に野鳥について読者に知ってほしいという姿勢が感じられる本です。
実際に野鳥たちの名前がわかってくると散歩が楽しくなります。
最近、通勤の道すがらオレンジ色のキレイな野鳥を見て、それがジョウビタキだとわかった時はちょっとした感動を味わいました。これまでだったらあまり気に留めず、“スズメかな?”ぐらいに思っていたことでしょう。注意深く観察すると意外にいろいろな種類の野鳥が飛んでいるんです。
本書は携帯するにはちょっとばかり重いですが、大きさ的には十分携帯サイズなので、野外に出て野鳥を見に行く時はぜひ持ち出したい本です。オススメですよ。
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posted by zoosuke at 18:06|
鳥類
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2007年02月13日
サメガイドブック―世界のサメ・エイ図鑑
無題ドキュメント
●価 格/3,675円(税込)
●出版社/阪急コミュニケーションズ
●サイズ/20.8x14.8(cm)
●発 行/2001年7月
サメガイドブック―世界のサメ・エイ図鑑
サメガイドブック
神秘的なサメの世界
サメという生き物は多種多様で世界中の海に棲息する、魚類の中でももっとも成功した生物種のひとつです。 事実、サメは恐竜が地球上に現れるはるか前から存在し、またほとんどその姿形を変えずに今日に至っています。
某ハリウッド映画のおかげ(?)ですっかり動物界の悪役代表のようになってしまったサメたちですが、おとなし〜く細々と暮らす種も多く、一概に「サメ=凶暴」とは言えません。
また一部の、人間に危害を加えると言われているサメ(ホホジロザメやオオメジロザメなど)に関しても、人間を好き好んで襲っているとは言い難く、単なる勘違いで結果的に人を傷つけてしまっているのです。 勘違いとは、手足をばたつかせてサーフボードに乗っている人間を獲物のアザラシと間違ってしまうというもの。ですから、ダイバーなどが襲われるよりも海水浴客やサーファーが事故に遭う例が多いのです。(余談ですが、人間というものは雑食であるため肉は不味く、おまけに脂肪分も少ないため肉食動物にとっては獲物としてあまり魅力的ではないのだそうですよ。)
とはいえ、色眼鏡で見てしまっている以上、なかなか「サメ=凶暴、恐い、人食い」などのダークなイメージはぬぐえません。本書はそんな誤解を解くのと同時に、サメという非常に興味深い生き物を詳しく知ることのできる数少ない本だと思います。
本書には、ふだん目にする機会のほとんどないめずらしいサメの写真が満載です。
例えば、僕が一番好きなサメである「ジンベエザメ」。 大迫力の写真で紹介されています。 ジンベイザメは最大で体長14mにもなる世界最大の魚。 「美ら海水族館」での人工飼育は有名ですが、やっぱり自然の姿は迫力が違います。
さらに、「メガマウスザメ」「ウバザメ」の野生の写真はなかなか見れるものじゃありません。 不気味な雰囲気が写真からヒシヒシと伝わってきます。
もちろん定番の「ホホジロザメ」も写真満載で紹介されてます。
個人的には「ネコザメ」「トラザメ」の違いが今までわからなかったのですが、この本のおかげで見分けがつくようになり、本書を手にしてよかったなと思いました。(^^)
冒頭の筆者の挨拶文は、ちょっと思い入れが強すぎるというか、偏った見方で書かれている気もしますが(筆者は“サメが絶滅の危機に陥っているのは人間がすべて悪い”的なスタンスをとられています。わかる気はするのですが、言い回しがいささか過激です。)、それだけサメに対する深い愛情と尊敬の念を込めて纏め上げたということの現れかもしれません。
サメやエイに興味のある方にオススメの1冊です。
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posted by zoosuke at 17:16|
魚類・水生生物
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2006年03月27日
深海生物ファイル
無題ドキュメント
●価 格/1,700円(税込)
●出版社/ネコパブリッシング
●サイズ/21.2x5.4(cm)
●発 行/2005年11月
深海生物ファイル ―あなたの知らない暗黒世界の住人たち
深海生物ファイル
謎多き深海の世界
巨樹の生い茂るジャングル、氷に閉ざされた極寒の大陸、見渡す限りの砂の丘・・・。
人間は中世大航海時代より、さまざまな未知の世界へと進出、開拓してきました。そして現代、もはや人類未踏の地は宇宙にしか見出すことができないかのように思われましたが、まだあったのです。僕たちにとって神秘と謎につつまれた世界が。
それが深海です。
本書はつい最近までまったくの謎とされていた深海の不思議な生物たちを、非常に貴重な写 真とともに詳しく解説しています。僕たちの想像をはるかに超えた世界が海の底では繰り広げられているのです。
そこは光がとどかない暗黒の世界。水温は0度に限りなく近い冷たい領域。そんな場所で生物たちはどのような生活を送っているのでしょうか?
深海生物はまずその容姿におどろかされます。深海という特殊な環境で進化を遂げた生物の神秘を垣間見ることができますが、正直言ってどれも“気持ち悪い”。でもなぜか魅かれる。
表紙を飾るのは「オニキンメ」という深海魚です。鋭いキバのようなものがあり、どうみても怪物です。
「メガマウス」というサメの仲間は、その名の通り“口のデカい”サメ。どのくらいでかいかというと、もう“想像を絶する”としか言えません。
最近、日本の研究者が世界で初めて生きたダイオウイカの撮影に成功しましたが、その「ダイオウイカ」の巨大な標本写 真も掲載されています。
僕は以前から深海生物に興味がありましたので、写真が豊富で詳しい解説の載っている本書を手にすることができて幸せです。
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posted by zoosuke at 16:32|
魚類・水生生物
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